ノース・キャロライナ出身の
マーシャル・タッカー・バンド。
メンバーの1人が交通事故で
亡くなるまで高校時代から
同じメンバーで活動を続けた
我らがムーンライダーズの
南部版のような6人組。
今年の初め20代のお客様に
聞かせていただいた
彼らの6枚目のアルバムが
すごく良くて3カ月かけ
カプリコーン・レコード時代の
アルバムをほぼ購入。
マーシャル・タッカー・バンド
のすごさは
一流のアマチュアバンドで
あり続ける覚悟
この一点に尽きる。
どういう意味かというと
1973年のファーストから
1979年のアルバムまで
繰り返し聞いて分かったのは
新しいアルバムになればなる程
素朴さが増しているという点。
これは意図されたもので
音楽性は違うけれど
この姿勢に近いのは
ジェシ・コリン・ヤングのいた
ヤングブラッズだろう。
THE MARSHALL TUCKER BAND (LP)
CAPRICORN/WARNER BROS (1973-1979)