EVERYTHING BUT THE GIRL/FUSE エヴリシング・バット・ザ・ガール24年ぶりの新作

昨年秋の24年ぶりの
新作発表アナウンスから
アルバムが完成し
到着するまでの数か月間
ビートルズの新作を
心待ちにする10代の時の
感覚で過ごした。
そう思わせるだけの
内容のアルバムを毎回
発表し続けてきた
エヴリシング・バット・ザ・ガール。

エヴリシング・バット・ザ・ガールは
ネオアコからエレクトリック・
ダンス・ミュージックに変化しても
基本シンガーソングライター。
エレクトリック・ダンス・ミュージックに
変わってからは
歌の内容と別ベクトルのサウンドを
打ち出すことによって今日的な
シンガーソングライター・スタイルを
作り上げた。

発売と同時に購入された方からは
1996年の傑作
「哀しみ色の街」とあまり差がない
との意見が多く聞こえてきた。
そうだろうか?
僕は革新とさらなる前進しか
感じないけれど。
まずトレーシー・ソーンの
ヴォーカリストとしての
力量が増している。
というか
トレーシー・ソーン自身の
ヴォーカリストとしての自分への
肯定感が増している。
みずみずしい音楽家魂に
溢れた24年ぶりのこの新作
ぜひピーターパンの空間で
お聞きください!

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EVERYTHING BUT THE GIRL/FUSE (LP)
VIRGIN:EBTG015VX (EU 2023)

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