カリフォルニアの
もっと正確には
キャピトル・レコードの
作曲家&アレンジャーとして有名な
デヴィッド・アクセルロッド。
彼が1970年に発表した
サード・アルバム
「アース・ロット」が再発された。
英MOJO誌のレビューで
5つ星だったので
買ってみたのだが
あまりよく分からない。
というより
どこがこのアルバムの
「キモ」なのかがよく分からない
好き嫌いはその後の話。
カルト集団の
勧誘ビデオのような
不協和音の混じった
荘厳なコーラスで始まり
徐々に演奏者が加わり
盛り上がっていく。
ドラッグ抜きの
ソング・サイクル?
哀愁の抜きの
キング・クリムゾン?
サービス精神の欠如した
デオダート?
曲名も
「警告パート1」とか
「前兆パート2」とか
まるでコルトレーンの
アルバム・タイトルみたい。
自分の音楽知識の中から
何かヒントになりそうなものを
探し出そうとしたが
まだ霧の中。
DAVID AXELROD/EARTH ROT (CD)
NOW AGAIN/CAPITOL/UNIVERSAL:NA5167 (1970/2018 US)