EAGLES/HOTEL CALIFORNIA イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」アメリカ・ファースト・プレスLP盤

ロックの金字塔イーグルズの
「ホテル・カルフォルニア」。
1976年12月8日に発売された
アメリカ・ファースト・プレス
LP盤(7Eー1084)を
手に入れた。

ロック界初のデジタル録音盤は
1969年に出たライ・クーダーの
バップ・ドロップ・デラックス」。
そこからロック界のデジタル録音は
一挙に加速するわけだが
デジタル録音前夜の1967年に
発売された
「ホテル・カルフォルニア」は
最高レベルに達した
アナログ・サウンドを
聞かせてくれるはず
実際その通りだった。

アメリカ・ファースト・プレス
LP盤の話に戻ろう。
国内盤が高域と低域を強調した
ドンシャリ音だったのに対して
テッド・ジェンセン
(ステアリング・サウンド)が
カッティングしたアメリカ
ファースト・プレスLP盤は
中低音に重きを置いたサウンド。
トヨタのクラウンと
リンカーン・コンチネンタルの差?
百聞は「一聴」にしかず
是非ピーターパンでアメリカ
ファースト・プレスLP盤の凄さを
味わって。

image
EAGLES/HOTEL CALIFORNIA (LP)
ASYLUM/7E-1084 (US 1976)

PAUL McCARTNEY/EGYPT STATION ポール・マッカートニー(76歳)は今日も元気

台所から家人の声
「面白過ぎじゃない?これ」。
ベックやアデルを
手がけたプロデューサー
グレッグ・カースティン
と組んだポールの新作
現役感いっぱい。
それを頑張り過ぎとみた
ポールファンの家人の
精一杯の反論が上の一言。
日本盤だけに収められた
デモとおぼしき
2曲のボーナストラックの
シンプルな良さ。
これって3ツ星シェフの
作るマカナイ飯のほうが
お客に出す凝った料理より
美味しかったってことでしょ。

それにしてもだ
ユニバーサル・ミュージック・
ジャパンの帯コピー
「ポール・イズ・バック!
最高のロック・レジェンド
5年ぶりの新作」
来日記念盤だぜ
担当者やる気あんの?
アルバム・タイトルが
「エジプト・ステーション」
なんだから
「ロック・ファラオ・
イズ・バック!
スフィンクスもやってくる
ヤー!ヤー!ヤー!」とか
CDが売れないこの御時世
思いっきりが大事。

image
PAUL McCARTNEY/EGYPT STATION (CD)
CAPITOL UNIVERSAL MUSIC JAPAN : UICC10040 (JP 2018)

JOHN MAYER/PARADISE VALLEY 夏の終わりに聞くジョン・メイヤーのパラダイス・ヴァレーは格別

ジョン・メイヤーの
パラダイス・ヴァレー」は
夏の終わりに聞くために
生まれたようなアルバム。
雲が垂れ込めた大草原で
真っ黒なラブラドールと
ジョン・メイヤーが
さわやかな風を受けて立つ
そのジャケット写真は
アルバムの中身を100%
表現していると思う。

ジョン・メイヤーは
天才ギタリストとして
デビューしたが
歌手としての才能が
際立っていることが分かり
今では最高レベルの歌を
聞かせる歌手に成長。
ネコの舌でなめられてるような
ザラッとしたその歌声は
唯一無二のもの。

ジョン・メイヤーの
「パラダイス・ヴァレー」は
CD1枚を通して聞くことに
今もこだわる人々にとって
音楽に浸る喜びを
思い出させてくれるアルバム。
曲の配列とか演奏のテンションとか
聞き手の心の脈を読み取り
あっという間にラストチューン。

image
JOHN MAYER/PARADISE VALLEY (CD)
COLUMBIA:88883756482 (US 2013)

ARIANA GRANDE/SWEETENER アリアナ・グランデの4枚目

可愛すぎてゴメンナサイの
アリアナ・グランデ(25歳)
4枚目のアルバム
24歳にして
クリエイティビィティ全開の
アンアポロジェティック」を
作り上げたリアーナに比べると
脱皮が遅いというか
まだまだアイドル路線堅持の
アリアナ・グランデ。
ファンの成長と歩調を合わせた
アルバム作りはアイドルの宿命
大化けするのはもうちょい後だね。
このアルバム
シングル以外の曲は全然
イケイケじゃないので
深夜に聞くと良さが増します。

image
ARIANA GRANDE/SWEETENER (CD)
UNIVERSAL MUSIC : UICU9094 (JP 2018)

KENNY RANKIN THE COMPLETE COLUMBIA SINGLES 1963-1966 ケニー・ランキン1960年代のシングル集

1980年代の
ケニー・ランキンは
宮城県民会館のような
大箱でコンサートが
開かれるほど人気があった。
(2009年死去)。
コロンビア・レコード時代
(1963-1966)の
シングル集が発売された。
これを聞くと1960年代で
早くもジャズ~ボサノバ~
フォーク~R&B等が混じりあった
元祖クロスオーバー・アーティスト
だったことがわかる。
ティム・ハーディンも
同じようなタイプだけれど
スパニッシュ・ハーレムで
生まれ育ったケニー・ランキンは
コナレ具合がより自然。

このケニー・ランキン
水瓶座ゆえの
オープンマインドな気質から発した
クロスオーバー・アーティストで
あることは確かなのだが
水瓶座特有の気難しさも
合わせ持っている。
仙台のコンサートのあと
楽屋口でサインをもらおうと
スティービー・ワンダーの
「クリーピン」のカバーが
印象的なアルバム「インサイド」を
差し出したら
「これは前の妻との
離婚訴訟中に録音したもので
悪い思い出しか残っていない。
だからサインはしたくない」
とか
ビートルズを3曲も録音しているので
好きなのかと聞いたら
「プロデューサーが
どうしてもというので
仕方なく演ったまで」
とか・・・
そんなケニー・ランキンの気難しさも
今となってはいい思い出。

image
KENNY RANKIN/THE COMPLETE COLUMBIA SINGLES 1963-1966 (CD)
SONY:SICP31175 (JP 2018)