最近よく思うのは
一流の歌手ってのは
「浸透力」の強い声の
持ち主だってことかな。
細胞の奥深い所にまで届く
特別な声の持ち主ってことね。
ディランとかレノンとか
エルヴィスとか。
その意味で僕にとっての
トップ・スリーは
ジョニー・キャッシュと
スモーキー・ロビンソンと
ニール・ヤング。
ジョン・レノンは
インタビューで
「ニール・ヤングの声は
１キロ先からからでもわかる」
と語っていたけれど
同じこと言いたかったのかな。
ニール・ヤングの新録盤を
買わなくなって
ずいぶん経つけれど
倉庫に眠る未発表曲から
選び抜かれた
アーカイブ・シリーズ第三弾は
買わないではいられなかった。
あの曲がどうの
この曲がどうのという
冷静な判断が全く意味を
なさない「浸透力」抜群の
全１６曲。
NEIL YOUNG/ARCHIVE VOL.3 TRACKS (2 LPS)
REPRISE:9362486754 (US 2024)