ジョニ・ミッチェルが書いた
数々の恋の歌のなかで
つらい恋の終焉が結局
自身の解放つながることを
歴史的な女性飛行士
アメリア・イアハートに
語り掛ける形で書きあげた
「アメリア」(1976年)。
「アメリア」はジョニの
ソングライターとしての
頂点ともいえる名曲だ。
グリフ・リースの
新作のタイトルは
Sadness Sets Me Free。
タイトル通りグリフも
ジョニと同じことを
歌っているのだが
そこはウェールズ人の
グリフだから
悲しそうに見えて
限りなくすっとぼけている。
この味わいは
グリフ・リースに
しかないもの。
ゲストボーカルは
This Is The Kitの
ケイト・ステイブルズ!
GRUFF RHYS/SADNESS SETS ME FREE (LP)
ROUGH TRADE:RT0420LP (UK 2024)