ビートルズの
モノラル録音LP盤が人気。
LP盤の本当の魅力は
モノラル録音でこそ味わえると
言われているが
はたしてそうなのだろうか?
同じタイトルで
モノラル録音盤と
ステレオ録音盤を
聴き比べしてみた。
(ビートルズ・ドアーズ
キンクス・クリーム他)
結論として英国盤は
1968年までが
アメリカ盤は
1967年までが
圧倒的にモノラルがいい。
若干のズレはあるかもしれないが
総じてそんな感じ。
今日の本題。
モノラル録音盤だったLP盤が
世界で初めてステレオ録音盤に
変わったのは
1958年(昭和33年)。
この時点でCD創世記と同じく
音の豊かさという点で
ステレオ録音盤はとても
聞ける代物ではなかったらしい。
本当にそうなのか?
この耳で
確かめてみよう。
モノラル録音盤が
ステレオ録音盤に変わる
1957年→1958年発売の
キング・オブ・ロックンロール
エルヴィス・プレスリーのLPを
2枚を買ってみた。
モノラル録音盤の
「ラヴィング・ユー」と
ステレオ録音盤の
「ゴールデン・レコーズ」の
2枚だ。
両方のアルバムに収録されてる
「ラヴィング・ユー」で
比較してみたら
モノラル録音盤100点に対し
ステレオ録音盤30点で
完全に勝負あり。
そもそも
マルチトラック録音以前の
モノラル録音テープを無理やり
左右に音を分離させただけの
「疑似」ステレオ録音盤だから
仕方ないといえば
仕方ないのだが。
それにしても
モノラル録音盤で聞く
エルヴィス・プレスリーの
破壊力はすさまじかった。
是非ピーターパンで
リクエストしてね。