DAVID RUFFIN/AT HIS BEST テンプテーションズのリード・ボーカリスト デヴィッド・ラフィンのベスト盤(テンプス時代+ソロ時代)

世界中のモータウン・ファンに
「一番好きな
モータウン・ソングは?」
と尋ねたら多くの人が
テンプテーションズの歌う
「マイ・ガール」を
挙げるとおもう
集計したらトップ5は確実。
その「マイ・ガール」の
リード・ボーカルを担当したのが
今日ご紹介する
デヴィッド・ラフィン
あのマーヴィン・ゲイをして
「自分に足りないものを
すべて持っているシンガー」
と言わしめた
デヴィッド・ラフィン。
1964年にビートルズが
アメリカ上陸しアメリカ音楽界が
大きく変わり始めた1965年
モータウンの中心的人物
スモーキー・ロビンソンが
デヴィッド・ラフィンに
歌わせることを想定して
書き上げたのが
「マイ・ガール」だった。
この世紀の名曲を
スモーキー・ロビンソンは
なぜデヴィッド・ラフィンに
歌わせたかったのか?
想像で言わせてもらうと
テンプテーションズの
ブラック・シープと呼ばれた
デヴィッド・ラフィンだが
彼の声の持つヤサグレた
野趣な味わいこそが
今の時代に求められているものだと
スモーキーが直観したからだと思う。

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DAVID RUFFIN/AT HIS BEST (LP)
MOTOWN :M7-895R1 (1977 US)

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