先週亡くなった
村上ポンタさんが1974年に
ピーターパンにいらしたとき
こんな話をしてくださった。
「ジャズ・ドラムは場数を
踏めばそれなりに
聞けるものになるけれど
MGsのアル・ジャクソンの
ドラミングを体得するのは
絶対無理」。
ブッカー・T&MGsの
名作4枚を買ってみた。
ピーターパンに寄ってくださる
プロのミュージシャンが
よくおっしゃるのは
先週ご紹介した
「クルセダーズのような
フュージョン・サウンドは
日本人でも修練を積めば
作り出せるけれど
MGsのサウンドは
グルーブが独特なので
いくら努力しても表現できない」
ということ。
購入した4枚だが
どれも違ったムードがあって
楽しめるが
ブッカー・T&MGs自身は
「メルティング・ポット」が
自慢のアルバムだろうね。
BOOKER T & THE MGS
SOUL LIMBO (MW1001)
THE BOOKER T.SET (MW1007)
McLEMORE AVENUE (MW1019)
MELTING POT (STS2035)