1960年代のアメリカは
ブルース・ロック・バンド花盛り。
時代が時代なので
ドラッギーでサイケデリックな
バンドが大部分だったが
キャンド・ヒートはきわめて正統派。
東のポール・バターフィールドに
西のキャンド・ヒート?
ブルース講座的生真面目さが味だった
ポール・バターフィールドに対して
本格的だが西海岸的緩さが
たまらないキャンド・ヒート。
リバティ・レコード時代
(1967年から1973年)の
キャンド・ヒートのアルバムが
紙ジャケ化された。
外れのアルバムは無いね。
ザ・ベアことボーカルの
ボブ・ハイトがバンドの顔だが
エリック・クラプトンや
ピーター・グリーンが
「彼こそ最高の
白人ブルース・ギタリスト」と
称えたギター&ボーカルの
アラン・ウィルソン
(1970年死去)を
忘れちゃいけない。
アランが在籍してた
初期4枚のアルバムは完璧。
PS
映画ウッドストックで
印象的に使われた
キャンド・ヒート最大のヒット曲
「ゴーイン・アップ・ザ・カントリー」
だけどずっとボブ・ハイトが
ボーカルだと思い込んでた。
実はアラン・ウィルソンだったんだね。
CANNED HEAT/SELF TITLED THEIR FIRST-WITH MEMPHIS HEAT (10 CD ITEMS)
LIBERTY/POLYDOR : UICY 78381-78392 (JP 2017)