フリート・フォクシーズのファースト・アルバムが
英音楽誌MOJO(音楽評論家による投票)で
2008年のベストワンに選ばれたときは
正直驚いた。
からの引用で出来た音楽は
素晴らしいものだったが、
引用の仕方にシャレっけ無いのが
ちょっとね。
引用で出来あがったものがカッコいい
これが一番だけれど、
「引用の仕方がカッコいい(ポップセンス)」
こっちのほうが
もっと大事だと思うわけで。
スーパー・ファリー・アニマルズ見習えば?
***
フォクシーズのセカンドアルバムは
ファースト以上に混みいった引用がなされている。
まーそれは置いといて、
これはアメリカからしか登場しえない
ハンサムな音楽だ。
ハンサム=リッチで寛大
パリッとして均整が取れてるって意味だけど。
伸びやかで曇りのない完璧なヴォーカル。
しかもその英語の発音は
サイモン&ガーファンクル並の明瞭さ。
トランジットでマウント・レーニアを
横目に見ただけだけど、
スタバでマイクロ・ボーイングな
最新シアトル気分てこれかも。
FLEET FOXES/HELPLESSNESS BLUES(LP)
SUB POP : 098787088816 (US 2011)