スピナーズのメガネの
リード・ヴォーカリスト
フィリップ・ ウィン。
このアルバムは
ヒップ・ホップ創生期を担った
レコード会社シュガーヒルからの
サード・ソロ・アルバム(1984年)
そしてラスト・アルバム。
フィリップ・ ウィンは
このアルバムが発売された年に
43歳で亡くなっています。
ついでに言うと
このアルバムの裏に映っている
2人の息子たちも
不慮の事故で早死という
ちょっと考えられない
ファミリーなんですよ。
1970年代のスピナーズには
3人の強力なリード・ヴォーカリストが
いましたが
フィリップ・ ウィンは
大ヒット曲「サディ」の
リード・ボーカル担当でした。
スピナーズ在籍中に
フィリップというアメリカの
黒人には珍しい名前の由来を
あの「ソウル・トレイン」番組中に
聞かれ
「奴隷だった先祖が逃げこんだのが
メキシコだったので
スペイン系の名前にしたんだ」と
その後のファンカデリック参加が
容易に想像つく物言いをするのが
フィリップ・ ウィンという男でした。
PHILIPPE WYNNE/SELF TITLED (LP)
SUGARHILL : SH9204 (US 1984)