BEACH BOYS SMILE ビーチ・ボーイズのスマイル完全版

もう皆さんご存知だとは思いますが

遂に出るんですね、「スマイル」。

ビートルズが「サージェント・ペパーズ」を

録音していた1966年から1967年の同じ時期に

ビーチ・ボーイズは狂気のセッションを

ロサンジェルスで繰り広げていたわけですね。

今ならUSアマゾンで$142.32+送料たったの$4.28で

完全ボックス版(11月1日発売)が予約できます。

ここ見てね!

Beach-boys-smile-sessions

THE DOORS STRANGE DAYS ドアーズ・セカンドのモノラルLP入荷

真空管アンプとモノラルLPの人気は

まだまだ続いています。

ドアーズのセカンド・アルバム

ストレンジ・デイズ」1967年の

モノラルLPを手に入れました。

1967年春に出た「サージェント・ペパーズ」を聞いた

ドアーズの面々は

これからは何をやっても許されるんだ、

と思ったでしょうね。

「サージェント・ペパーズ」発売から数ヵ月後に出た

「ストレンジ・デイズ」、

ファイアー・イン・アイスなロビーのギター

読経のようなジムのヴォーカル・・ETC

その凝りに凝ったサウンドと煽情的な歌詞は

「サージェント・ペパーズ」の数倍の威力で

世界中のティーネージャーをノックアウトしたのでした。

ビートルズの「一目ぼれを信じるかい?」に対して

ドアーズは「1晩に2回イカせて!」ですからね。

DSCF7392

THE DOORS/STRANGE DAYS (LP)

ELEKTRA/UK POLYDOR : EKL 4014 MONO (UK 1967)

 

THE DOORS MORRISON HOTEL ピーターパンのドアはモリソン・ホテルのドアです

ピーターパンは来月9月3日(土)で開店39周年を迎えます。

1972年に開店したときはこんなに長く続けられるとは

思いませんでした。

5月に賃貸契約しプロの手を借りず3ヶ月かけて

ほぼ完全手作りしました。

そのとき入り口「ドア」のお手本にしたのは

(冗談みたいなはなしですが)

ドアーズ「モリソン・ホテル」のジャケット写真だったのです。

1983年の全面改装の時も

ワインレッドのドア(高さ2メートル40センチ)の意匠は残しました。

* * *

それにしてもなぜ1970年に日本ビクターから出た

「モリソン・ホテル」 (SJET 8218)は

アメリカ盤より音がダイナミックなんでしょう?

アメリカ盤の3割増しのブットい音なんですよ。

今日届いたアメリカ初回プレス盤もやはり後期

再発盤と同じで迫力無かったです。

プロのエンジニアに電話して聞いてみました。

いわく

「当時アメリカから届いたマスターテープの迫力の無さに

ガッカリしたビクターのカッティング担当者が(多分小鉄徹さん)

イコライザーやコンプレッサーをかけなおしたのだと思う」

とのことでした。

なーるほど、40年目にして謎が解けました。

アメリカの発売元から

市場としてまったく重要視されていなかった

1970年当時の日本だから許された

ドアーズファンにはラッキーな蛮行(?)と言えるでしょうね。

* * *

YOU TUBE ご覧になってください。

「タイムマシーンにお願い BY SADISTIC MIKA BAND」は

「YOU MEKE ME REAL」まんまですよ。

DSCF7335
DSCF7341
DSCF7332
THE DOORS/MORRISON HOTEL (LP)

ELEKTRA : EKS 75007 (US 1970) SJET 8218 (JP 1970)

 

 

 

 

 

PRINCE BUSTER THE OUTLOW スカ の ゴッドファーザー プリンス・バスター

スカのゴッドファーザー、プリンス・バスター。

1970年代後期の2トーン・ブーム(スペシャルズマドネス)で

再スポットライトを浴びてから30年も経つんですね。

1967年全英18位に輝いた「アル・カポネ」をフューチャーした

アルバムが入荷しました。

たいていの方が

「プリンス・バスターってもう亡くなったんだよね」

とおっしゃいますが、

どっこいフロリダで今日も元気にステップ踏んでますよ。

DSCF7315
PRINCE BUSTER/QUEEN OF THE OUTLOW (LP)

MELODISC RECORDS : BBLP 822 (UK)

 

THURSTON MOORE DEMOLISHED THOUGHTS サーストン・ムーアのソロ3作目

サーストン・ムーア(ソニック・ユース)のソロ第3弾です。

アコースティックな楽器(ギター&チェロなどの弦)だけで

構築されたはっきり言ってプログレですね、これ。

ヴォーカルを含め「不用意な音」というものが

このアルバムにはまったくありません。

最初からすべて予定されていたかのように

何もかにもが調和している、そこがプログレ。

それでいて

完璧なのに息苦しくなく、

簡素なのに豊潤だという、

まさに奇跡のようなアルバムです。

DSCF7313
THURSTON MOORE/DEMOLISHED THOUGHTS (LP)

MATADOR RECORDS : OLE 953-1 (US 2011)

 

GILLIAN WELCH THE HARROW & THE HARVEST 8年ぶりのギリアン・ウェルチの新作

ギリアン・ウェルチ&デヴィッド・ローリングスの

新作、やっと届きました。

「ハーヴェストBY NEIL YOUNG」の出来損ないみたいだった前作

よほどこたえたのでしょうか。

この8年間録音する気になれなかったと語る2人です。

2001年の傑作「タイム」に立ち返った印象の新作ですが

「タイム」を覆っていたドープの匂いは少なめです。

何のドラッグも使っていないのに

2人が演奏し始めたとたん

ジャコウの様に強烈なドープを発するんですね。

YOU TUBE 1番目の映像がそれを証明しています。

***

YOU TUBE 2番目の映像をごらんになってください。

新作のカバースリーブ、素晴らしいです。

フェルトっぽい厚い紙の上に職人が1枚1枚

版を刷りこんでいく手の込んだものなのです。

これがなんと

家族経営の小さな印刷屋さん(ロサンジェルス)で

作られているんですよ。

この印刷屋さんが泣かせます。

三編みの無愛想な職人とか

古い印刷機械にちょこっと乗った星条旗とか

片隅に何気なく置かれた花とか

インクの匂い立ちこめる整理された工房の具合とか

そんなこまごまとした事柄にぐっときます。

クラフトマンシップ溢れる音楽家と呼ばれることを

良しとするギリアン&デヴィッドの気持ちが

この一風変わったプロモヴィデオ1本に

凝縮されてると思いませんか。

***

いまやストーンズからポール・マッカートニーまで

手がける天才マスターリング・エンジニア、

スティーヴン・マーカソン

ギリアン・ウェルチの「タイム」の仕事で名を上げたんです。

当時、歌と2本のギターだけで

あんな不思議な音空間を生み出せるのは

スティーヴン・マーカソンしかいませんでした。

もちろん今作もスティーヴンがマスターリングしてます。

DSCF7311
GILLIAN WELCH/THE HARROW & THE HARVEST (CD)

ACONY RECORDS : ACNY 1109 (US 2011)