XTCは大好きだが
「SKYLARKING (1986年)」以降の
アルバムは今一つ。
あの「1980年代」のデジタル録音が苦手。
デジタル録音は
ビビットさやシャープさを
より強調するものだと思うが
「SKYLARKING」は曲の良しあし以前に
デジタル録音の貧弱さばかりに目が行く。
デジタル録音が音楽として
ちゃんと聞けるようになる
2000年以降の録音だったら
たぶんもっともっと聞いたと思う。
***
「SKYLARKING」の1986年版は
単純なミスでステレオの位相が
間違った状態で発売されたという。
今回の「SKYLARKING」再発盤は
正しい位相で発売された。
ピーターパンにある1986年発売の
英国盤LP(これも位相が間違っている)と
再発CDを聴き比べてみると
ベースの伸びは10%くらい良くなってる。
でもデジタル録音の貧弱さは
以前のままだった。
XTC/SKYLARKING (CD)
APE HOUSE : APECD113 (2014 UK)