たぶんこの日本で
英国のロックバンド
エルボー(ELBOW)をこんなに
持ち上げている店は
ピーターパンだけだろうな。
何かのはずみでエルボーに
惚れてしまったんだよね。
そんなエルボー・ウォッチャー
から見ても新作は
ちとムードが違っている。
なんでだろう?
もちろん素晴らしいアルバム
なのは間違いないんだけど。
数回聞いて気づいたね。
ガイ・ガーヴェイのボーカルを
「オートチューン」処理してる!
音程の不安定さの是正や
声の質を変換させる
あのソフトを使ってるんだね。
「オートチューン」を
使うことに消極的だった
あのアデルでさえも新作では
バンバン使ってるもの。
でも今英国で最も上手い歌手と
言われるガイ・ガーヴェイが
何故「オートチューン」?
という疑問が沸き上がるのだが
答えは意外に簡単かも。
英国ではだれでも知ってる
中堅バンドとして
認知されているエルボー。
アルバムは10枚を超え
新作に何かサムシングが
欲しいと思った時
「オートチューン」が
浮かんだのかもしれない。
ガイ・ガーヴェイの「肉声」の魅力
1本でここまで活動を続けてきた
エルボーには英断だが
「オートチューン」処理され
体温と臭気を消し去った
ボーカルのおかげでアルバムに
近未来感が加わったと思う。
実は単純に
美人ほど整形したがる心境
だった可能性もあるけれど
パリス・ヒルトン・・・