ジョアン・ジルベルト
(1931~2019)の
「エン・メキシコ1970年」の
LP盤をついに手に入れた。
このアルバムの
どこが「ついに」なのか?
理由は1つ。
CDでは4曲に
逆相のトラブルがあり
正常なモノLP盤で
この「次元を超えた名作」を
聞きたかったから。
アルバムの目玉は
なんといっても
ジョビン&ヴィニシウスの
「彼女はカリオカ」だが
僕のお気に入りは
ジュディ・ガーランドの
ミュージカル「若草の頃」の挿入歌
「トロリー・ソング」。
ジョアン3度の来日公演で
この曲を一度でいいから
生で聞いてみたかったが
今となってなかなわぬ夢。
この「エン・メキシコ」は
ジョアンのアルバムの中でも特別で
「ボサノバ」という言葉だけでは
語りつくせない様々な音楽的要素を
内包したアルバムだ。
結果ボサノバはちょっとねと
おっしゃる方にこそ
聞いてほしいアルバム。
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このブログをアップしましたと
インスタグラムに告知したら
ジョアンとアストラッドの孫
ソフィアちゃんから
「いいね!」が来ました。
JOAO GILBERTO/EN MEXICO (LP)
PHILIPS BRAZIL :199.055 (1970 BR)