LUCINDA WILLIAMS/DOWN WHERE THE SPIRIT MEETS THE BONE ルシンダ・ウィリアムスの2枚組新作

ルシンダ・ウィリアムスの
アルバムの中で
もっとも抑制のきいた
作品だと思う。
抑制がきいてる分
ルシンダの秘めた情熱が
痛いくらい伝わってくる。
***
アメリカ南部生まれの
ルシンダの周りには
うらやましいくらい
ふんだんに
ブルースやカントリーや
ロックがあり
それを土台に
全20曲CD2枚分を録音するのは
それほど難しいことではない。
けれどそのほとんどを
ギターとベースと
ドラムスだけで録音するのは
ルシンダとバンドにとって
新鮮な挑戦だったと思う。
完成した
このルシンダの新作は
グルーブ感たっぷりで
古典的な美しさを持った
簡潔でタイトなものに。
***
ゲストに
ジェイコブ・ディラン
ビル・フリーゼル
そして
ハーモニカとギターで
トニー・ジョー・ホワイト。
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LUCINDA WILLIAMS/DOWN WHERE THE SPIRIT MEETS THE BONE (3 LP SET)
HIGHWAY 20 RECORDS : H2-0011 (2014 US)

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