フランスの発売日から
1週間過ぎた今日の朝
フランソワーズ・アルディ
6年ぶりの新作が届いた。
76歳になった今も
デビューした頃と変わらぬ
パッションを秘めた
ヒリヒリした歌いっぷりが
大好きだ。
アルディは当初新作を作る気は
なかったらしい。
その彼女がどうしてアルバムを
作ることになったのか?
アルディ自身に語ってもらおう。
「さまざまな理由によって、
アルバムを新たに作ろうとは
考えていなかったの。
でも偶然耳にした曲
フィンランドのバンド
ポエッツ・オブ・ザ・フォールの
「SLEEP」に恋したことが
すべてのきっかけだったわ。
友人のエリック・ベンジーに
その曲を聴かせたら
彼も気にいってくれて
驚いたことに彼は
自分自身の歌詞無しの曲を
いくつか送ってくれたの。
その美しいメロディーに
インスパイアされて歌詞を
書き始めたわ。
(これはアルディの
最近のアルバム制作のパターン)
私がソングライティングを
再び始めたことを知った
ラ・グランド・ソフィーは
「LE LARGE 」という
素敵な曲をメールで送ってきてくれた。
同じようにパスカル・ダニエルは
忘れられないメロディーを持った曲
「PERSONNE D’AUTRE」を
提供してくれて・・・
ヤエル・ナイムの英語曲
「YOU’RE MY HOME」には
泣くほど感動したわ。
このアルバムはプロデューサー
エリック・ベンジーの才能と
優しいリーダーシップのおかげで、
出来上がったようなもの。
彼がいなかったらこのアルバムが
世に出ることはなかったわね。」
FRANCOISE HARDY/PERSONNA D’AUTRE(LP)
PARLOPHONE : 0190295680152 (EU 2018)