この夏フジロックで再来日する
アンビエントなハードコア・テクノバンド
バトルズのセカンド。
このアルバム
(アンソニー・ブラクストンの息子)の脱退もあり
難産だったらしい。
強面でも愛嬌のあったファースト(2007年)に比べ
剛速球一本やりというか
「タイト」と「硬直」のハザマを行きつ戻りつ。
多彩なゲスト・ヴォーカルが目を引く。
ヤマタカ・アイ(ボアダムス)が参加した"SUNDOME"は
さながら "縄文人 IN NEW YORK" で一番の聞きもの。
オールド・ファンは
80年代英国テクノ・ロックの貴公子
ゲーリー・ニューマンがヴォーカルをとった
"MY MACHINES" に涙だろう。
WARP : LP 212 (EU 2011)