ピーターパンは来月9月3日(土)で開店39周年を迎えます。
1972年に開店したときはこんなに長く続けられるとは
思いませんでした。
5月に賃貸契約しプロの手を借りず3ヶ月かけて
ほぼ完全手作りしました。
そのとき入り口「ドア」のお手本にしたのは
(冗談みたいなはなしですが)
ドアーズ「モリソン・ホテル」のジャケット写真だったのです。
1983年の全面改装の時も
ワインレッドのドア(高さ2メートル40センチ)の意匠は残しました。
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それにしてもなぜ1970年に日本ビクターから出た
「モリソン・ホテル」 (SJET 8218)は
アメリカ盤より音がダイナミックなんでしょう?
アメリカ盤の3割増しのブットい音なんですよ。
今日届いたアメリカ初回プレス盤もやはり後期
再発盤と同じで迫力無かったです。
プロのエンジニアに電話して聞いてみました。
いわく
「当時アメリカから届いたマスターテープの迫力の無さに
ガッカリしたビクターのカッティング担当者が(多分小鉄徹さん)
イコライザーやコンプレッサーをかけなおしたのだと思う」
とのことでした。
なーるほど、40年目にして謎が解けました。
アメリカの発売元から
市場としてまったく重要視されていなかった
1970年当時の日本だから許された
ドアーズファンにはラッキーな蛮行(?)と言えるでしょうね。
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YOU TUBE ご覧になってください。
「タイムマシーンにお願い BY SADISTIC MIKA BAND」は
「YOU MEKE ME REAL」まんまですよ。
ELEKTRA : EKS 75007 (US 1970) SJET 8218 (JP 1970)