見てきました「BIUTIFUL」。
どこにも救いのない映画だと聞いていたのですが、
「あんたどこ見てたの?」と言いたくなるほど
救いに満ちた映画でした。
監督アレハンドロ(バベル)は黒澤命らしいですが、
黒澤が単なるディレッタントにおもえるほど
大きな愛情と上等な知性を内に秘めた監督です。
映画が始まってすぐ
大好きな「カフェ・タクーバ」が流れたときは仰天でしたが、
監督がメキシコでラジオDJをやってたことを思い出し
納得しました。
それにしても
主人公を演じたハビエル・バルデムは感動的です。
チネ・ラヴィータで9月23日まで公開中。
ALEJANDRO GONZALEZ INARRITU/BEAUTIFUL (MEXICO SPAIN 2010)