ポール・ウェラーはイギリスきっての音楽通。
今でもロンドン市内に
3軒あるレコードショップ「ラフ・トレード」に通い
店の担当者にお薦め盤を尋ね
新人アーティストのアルバムを
買い続けているんだそうな。
そんなポール一押しの
アシッド・フォーク系アーティストが
1枚のコンピレーションになって
「MOJO」4月号のオマケCDになった。
***
ポール自身はこのCDの中で
ニック・ドレイクの「RIVER MAN」をカヴァーしている。
ポールがニック・ドレイクを知ったのは
ニックが自殺してかなり経ってからだという。
ポールいわく
「ニックの音楽が持ってるサイケな部分は
もちろん気に入ったけれど
それ以上にニックの音楽が
英国の季節の移ろいに起因した
自然や宗教のようなものまで
包容しているのに驚いた」
「エイミー・ワインハウスは間違いなく天才
彼女をはじめて聞いたとき
悲しすぎて疲れ果ててしまった
でも後になってそれもアリかなと
思えるようになった
いまでも聞くたびに痛みを感じるけれど
彼女は世界のために
もっと作品を残してくれたらよかったのに」
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これだけ全曲当たりって
コンピレーションも珍しいが
中でも
BAXTER DURY (イアン・デュリーの息子)は
これぞポップ・ミュージックの真髄っ感じ。
MOJO MAGAZINE APRIL 2012 ISSUE NUMBER 211