バンドの再結成録音に
ろくなものなし
ビートルズ然り
CSN&Y然り。
そんなジンクスを
見事に打ち消してくれる
スクイーズ16年ぶりの
再結成アルバム。
ポップでありロックであるという
スクイーズの魅力全開。
何より嬉しいのは
ヴォーカルの
グレン・ティルブルックの
現役感が半端じゃなかったこと。
スクイーズが解散して
ソロになってもライブを
休むことなく続けてきた
おかげだろうね。
エイミー・マン曰く
「彼の歌声は驚異的よ
あんな歌声は聴いたことはない」
グレンと同じくらいライブが
好きなマドンナもポールも
寄る年波には勝てないというのに。
以前のスクイーズは
歌詞がクリフ・ディフォード
作曲がグレン・ティルブルックの
分業制だった。
でもこの新作はそのような
区分けはせずに録音されたらしい。
とはいえスクイーズ
もっと正直にいえば
クリフ・ディフォードの歌詞を
味わうのはスクイーズ・ファンの
大きな喜び。
が残念ながら日本盤の発売は
未定らしい。
となればタイコウチさんの
あの素晴らしい対訳が
ウェブで発表されるのを
待つしかないね。
SQUEEZE/CRADLE TO THE GRAVE (CD)
LOVE ROCORDS/VIRGIN EMI/UNIVERSAL : CDV3141 (2015 UK)