ビッチで露悪的な
ダーティー・クイーンじゃなきゃ
本当のスターと呼んでくれないのが
今のアメリカ・ミュージック・
エンターテインメント界。
その意味で
東の横綱はマドンナで
西の横綱はこのジャネットだろう。
レディー・ガガは後発ゆえ
反ダーティー・クイーンを
チョイスしたんだろうね。
ダーティー・クイーンを
意識的に演じてる風の
マドンナに対して
ジャネットは根っからのってとこが
朝青龍。
ウェンブレイ・アリーナでの
ヘッドマイク落下でも
声出てました事件に始まり
スーパーボールでの
オッパイぽろりに
カタール人大富豪との
婚前契約書に
「2年以内の離婚でも
500億円いただくわ」
明記などなど
エンブレムちゃんに
ひのえ馬ジャネットの
つめの垢でも飲ませたい。
ジャネット7年ぶりの新作は
そのダーティー・クイーンぶりに
さらに拍車をかけてると言えるかも。
だってアルバムの3分の1の「声」が
マイケル・ジャクソンそのもの
現代のテクノロジーなら
簡単だからね。
アルバム・タイトル
「アンブレイカブル」も
マイケルのアルバム
「インヴィンシブル」に
収められていた曲名だしね。
ジャネットにしてみれば
「マイケルの素晴らしい
音楽的財産を守り
継承していけるのは
実の妹のこの私よ!」って
ことなんっだろうけれど
大塚家具。
肝心のサウンドの方は
久々にタッグを組んだ
ジャム&テリー・プロデュースによる
落ち着いて耳あたりのよい
ゴージャスな1990年代風。