ピーターパンでは１９８０年代に
「ピーターパン・デモテープ・デイ」と
いう催しを毎月一回やっておりました。
毎回７組くらいのアマチュア
（個人またはバンド）が
カセット録音したものを
ピーターパンのスピーカーから
大音量で流しお客様それぞれが
自分の気に入ったアマチュアに
一票を投じその月のチャンピオンを
決めるという催しでした。
その参加者の中にはその後
電気グルーブのメンバーになった方
宇多田ヒカルのブレーンになった方
ピッチカート・ファイヴの
マネージャーになった方などが
おります。
今日ご紹介するボビンは
１９８５年のチャンピオンです。
あれから３０年
初めてのアルバムを自主発売しました。
新曲４曲に混じって
１９８５年にデモテープ・デイで
流れた４曲も収録されています。
デモテープ・デイで
チャンピオンになったのが
３０年前ですから
お歳のだいたいの想像は
つくと思いますが
ジャケットに映った
堂々たるミニスカート姿が
ボビンの音楽のすべてを
言い表してるとおもいます。
つまり
「好きなものしかやれないじゃん！」
ってことなんですが
昨今の音楽が多かれ少なかれ
ミニマル志向（引き算の美学）
なのに対してボビンは
限界ギリギリのところまで
好きなものをドッサリ
ヴィヴィアン・ウェストウッド的に
詰め込んでるんですね、
あっぱれ！
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