スプーナー・オールダムと
英国とアイルランドをツアーした
ライブ録音が世界中で大評判になり
1998年12月日本公演まで
実現させたダン・ペン。
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若き日のダン・ペンは
フェイム・レコードのスタッフ作詞作曲家だった。
フェイムからシンガーとして出したシングルは
たった2枚だったはず。
デモ録音を含め
まさかこれだけ多くの
未発表録音(24曲)がフェイムに
残っているとは知らなかった。
カントリー&ソウルの真髄といった
最近の「いなせな」ダン・ペンも
大好きだけれど
リズム&ブルース愛に溢れた
このフェイム録音も素晴らしい。
高校生でありながら
リズム&ブルースの名門
フェイム・レコードの門をたたき
アレサ・フランクリンに楽曲を
提供するまでに成長した
その道程がこの24曲の中に
びっしり詰まっている。
***
高校のプロム(1960年)で
ガールフレンド・リンダと一緒に
撮った写真がブックレットに
載ってるんだけれど
来日公演のときも
リンダは楽屋にいた。
ダン・ペン71歳その実人生は
「I’M YOUR PUPPET」なんだね
と、思いきや
ステージではしっかり結婚指輪を
はずして演奏してる・・・
ミュージシャンたるもの
アフター・ステージは
「DARK END OF THE STREET」
DAN PENN/THE FAME RECORDINGS (CD)
ACE : CDCHD 1353 (2012 UK)