トレシー・ソーンが手掛けた
女学園もの映画
「ザ・フォーリング２０１５年」の
サントラが出た。
トレシー・ソーンが
「貴方の映画が好きよ」と
女性監督キャロル・モーリーに
ツイートしたことから
この最新作のサントラ起用が
決まったという。
思い起こせば
トレイシーのデビュー録音盤
「マリン・ガールズ１９８２年」も
ビショップス・ハットフィールド
女学校の同級生３人と
カセット録音された曲が
ベースになってたはず。
なのでトレイシーの
このサントラ起用は
ドンピシャだったかも。
実際この録音に入る前
トレシーはある女学校に出向き
その独特の雰囲気というか
”匂い”に大いに刺激されたらしい。
ちなみに
「マリン・ガールズ１９８２年」は
カート・コバーンのお気に入りの
１枚だったはず。
監督キャロル・モーリーの
トレシーへのリクエストはたった一つ
どこの女学校の音楽室にも置いてある
トライアングル・タンバリン
リコーダー・木琴を使って
音楽を作ってほしいということだけ。
トレシーは
監督のその要望を受け入れ
映像に寄り添った８曲の挿入曲を
ハムステッドの自宅スタジオで
たった一人で録音してしまった。
１９６０年代後半の
イギリスを舞台にした
制服の女学園ものと聞いたら
「モーリス」の女性版を
想像してクラッと来るけれど
果たしてどんな映画なんだろう。
TRACEY THORN/SONGS FROM THE FALLING (CD)
STRANGE FEELING : 017FEELCD (2015 UK)