ヴァン・ダイク・パークスといったら
冬でも半ズボンにチョウタイで
アメリカ深南部ルイジアナ州出身の
マシュマロ顔の秀才
おまけにあの有名なマシンガン・トーク
(萩原健太受難済み)
これじゃまんまトルーマン・カポーティだけど
それは置いといて
薬漬けの1970年代から抜け出してからの
ヴァン・ダイク・パークス(70才)の仕事ぶりには
目を見張る。
ルファス・ウェインライトやイナラ・ジョージなど
若手の後見人としての活躍が目立った最近の
ヴァン・ダイク・パークスだけれど
「東京ローズ1989年」から24年ぶりに
自身のソロ・アルバムを出した。
歌は巡り巡って元の位置ってこと?
ロック・ミュージシャンもこれくらいのキャリアになると
仙人化するものだが
ヴァン・ダイク・パークスって
1960年代から現在までロック界の最前線で
活躍してきた自負とスキルで
攻めのアルバム作りをする人だね。
VAN DYKE PARKS/SONGS CYCLED (CD)
V4 RECORDS :VFR1 (2013 JP)