JAMES TAYLOR LIVE AT CARNEGIE HALL MAY 27TH 1974 ジェイムス・テイラーのカーネギー・ライブ

ジェイムス・テイラーの
カーネギー・ホールでのコンサート
(1974年5月27日録音)が
発売されました。
1970年代のアメリカで
絶大な人気を誇ったFMラジオ番組
「キング・ビスケット・フラワー・
アワー」が音源ですから
音質も申し分ないです。

1974年5月27日ってことは
アルバム「ウォーキング・マン」が
全米で発売される4日前の録音に
なるわけで
「ウォーキング・マン」の
プロモ・ツアーのハイライトが
このカーネギー・ホールの
コンサートだったんでしょうね。
当時のジェイムスは
1973年1月の
初来日公演を成功させ
その年の12月には
カーリー・サイモンとの間に
初めての子供セイラ・マリアが生まれ
ミュージシャンとしても
人間としても一回り
大きくなっていた頃です。
ジェイムスは
「マッド・スライド・スリム」
たった一曲の録音に
100テイクを費やす程の
音楽の求道者、
そんなジェイムスがいつまでも
ウェスト・コーストの心優しい
「シンガー・ソング・ライター」
のままで居られるはずが
ありません。

ザ・セクション」という
ジェイムス・テイラーの音楽を
成立させるために不可欠な
バック・バンドから離れ
当時25歳のジェイムスは
ニューヨークの
超一流ミュージシャン達と
さらなる高みを目指し
アルバム「ウォーキング・マン」
を完成させたのでした。
「ウォーキング・マン」は
マンハッタンの硬質な雰囲気が
魅力的な傑作で
ピーターパンでは
前作「ワン・マン・ドッグ」以上に
リクエストが多かった記憶が。
しかし
ヒッピー気分が抜けきらない
アメリカ本国では支持されず
セールスはイマイチ。
そんな経緯はあったにせよ
まさか2015年の今
乗りに乗った当時の
ジェイムスのライブが聞けるとは
思いませんでしたね。

このライブで演奏されたのは
ジェイムス・テイラーの
初期ヒット曲ほぼ全曲、
それにいまでは決して
ライブでは聴くことができない
アップル・レコード時代の
「サインシャン・サンシャイン」や
フライング・マシーン時代の名曲
「ブライテン・ユア・ナイト・
ウィズ・マイ・デイ」。
驚きはブルース・ファンの
ジェイムスらしい
ボビー・ブランドの「ユー・
アー・ザ・ワン」のカバー。
最新アルバム
「ウォーキング・マン」からは
6曲を披露しています。
アンコールではお待ちかねの
カーリー・サイモンが登場し
「モッキンバード」をデュエット
会場総立ちで大団円。

来週水曜はいよいよ
ジェイムス・テイラー13年ぶりの
新譜がでますよ。

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JAMES TAYLOR/LIVE AT CARNEGIE HALL MAY 27TH 1974 (2 CD SET)
FMIC2014705 (UK 2014)