ジョン・グラントが
ソロになる前やっていたバンド
「ザ・ザーズ」のベスト盤が出た。
これがグレイト・ディスカバリー。
大げさに聞こえるかもしれないが
この「ザ・ザーズ」は
「トランスフォーマー」で
ルー・リードの素晴らしさを
初めて知った人が後追いで
「ベルベット・アンダーグラウンド」
を聞いて腰ぬかした、
みたいなもの。
「ザ・ザーズ」も
ジョン・グラントのソロ同様
楽曲主義のバンドだけれど
バンド=合議制なので
サウンド・アイディアの取捨選択が
うまく行われていて
どの曲にもなんともいえない
清涼感がある。
初めて聞いた時すんなり耳に
入ってくるのはそのせい。
ジョン・グラント・ソロアルバムの
フォアグラ・チックなサウンドは
今日はチョットってとき聞いてる、
ベスト盤なのでハズレ曲無し。
THE CZARS/BEAT OF (2LP+CD)
BELLA UNION : BELLA465V (2014 US)