PJ ハーベイの新作は
コソボやアフガニスタン
ワシントンDCを旅して
見て聞いて感じた社会問題が
アルバム制作のインスピレーションに
なっている。
これまで
ロック・ミュージシャンが
社会問題をベースに作品を
作った時の失敗例を
いやというほど見てきた、
キンクスとか
ジャクソン・ブラウンとか。
だれもが
ジョニ・ミッチェルや
ビョークのような
ハイレベルな作品を
作れるわけではないのだ。
PJ ハーベイの場合?
レコーディングに素人を
コーラスで参加させたりとか
レコーディングの模様を
ファンに公開したりとか
ジャーナリスティックな要素を加え
聞き手を巻き込みその気にさせる分
先人よりタフネスを感じる。
ちょっと失礼かもしれないが
集団訴訟の先頭に立つ女戦士のよう。
PS
下のユーチューブだけれど
PJ ハーベイがレコーディングで
使ってるヴォーカル用のマイク
(ゼンハイザーMD441N)に
NHKの文字が、
どこから入手したんだろう。
イナラ・ジョージも
これと同じマイク使ってたね。
P J HARVEY/THE HOPE SIX DEMOLITION PROJECT(LP)
ISLANDS:538191481 (EU 2016)