hitsville:the making of motown 映画メイキング・オブ・モータウン 仙台チネ・ラヴィータで絶賛上映中

深夜12時を過ぎると
聞こえだす三沢基地から届く
FENを毎晩楽しみにしていた
中学生時代の私。
モータウン・レコードが次々送り出す
シュープリームスや
スティーヴィ・ワンダーの
最新ヒット曲をアメリカ本国と
タイムラグ無しで聞ける喜びを
想像してみてほしい。

1966年10月の深夜
フォー・トップスの「リーチ・アウト・
アイル・ビー・ゼア」の
イントロが流れだした時のショックは
今も忘れられない。
「メイキング・オブ・モータウン」で
スモーキー・ロビンソンと共に
狂言回しを務めるモータウンの社長
ベリー・ゴーディ・ジュニアの
口から発せられる
「イントロの10秒が勝負」
その言葉を見事に証明してみせたのが
「リーチ・アウト・アイル・
ビー・ゼア」のイントロだった。
それはバッハの「トッカータとフーガ」
並みの衝撃。
ついでに言うとこの曲の
作詞作曲兼プロデューサーの
ホーランド・ドジャー・ホーランドの
3人は曲作りで行き詰まると
バッハをパクッたって
後年雑誌のインタビューで
白状していたね。

「メイキング・オブ・モータウン」の
どこが素晴らしいのか?
それはこの手のドキュメンタリーに
ありがちな醜悪な暴露ものでなく
かといって美談の連発でもない
モータウン・レコードが生み出した
今となっては
奇跡としか言いようのない
きら星のような
膨大なヒット曲の誕生の瞬間に
劇場の観客全員が立ち会える所だ。
唯一個人的に不満なのは
アメリカも日本も映画のポスターは
フォー・トップスの写真が
使われているのに映画本編では
動くフォー・トップスが見れるのは
たった2分弱。
それに比べモータウン・レコードで
フォー・トップスの好敵手だった
テンプテーションズの
動画の量は露骨に多い。
まーそこを減点したとしても
めまいを起こすくらいお宝映像満載の
「メイキング・オブ・モータウン」を
たくさんの人に見てほしい
いまはそれだけ。

image
image
メイキング・オブ・モータウン仙台チネ・ラヴィータで上映中