BEN WATT/STORM DAMAGE ベン・ワット4年ぶりの新作

とうとうベン・ワットの国内盤が
発売されない時代が来たんだね。
というか
ベン・ワットの国内盤のリリース元の
ホステス・レコードが
昨年末活動停止したため
リリースされない状態が続いている。
日本のメジャ-・レーベルが
発売を見送ったアルバムを
隙間産業的にリリースしてきた
ホステス・レコード。
その中にはベン・ワットをはじめ
ヴァン・モリスンなどの
トップ・アーティスト達も
含まれていた。
それもこれも
ストリーミングの普及により
みんなCDを買わなくなった
せいなんだろうね。

今もって
シンガー・ソングライターという言葉が
ぴったりくるベン・ワット。
国内盤に付く歌詞の対訳無しで聞く
ベン・ワットの新作は字幕なしの洋画を
観ているようなものだが
それでも十分すぎるくらいの感動を
僕らに与えてくれる。
なぜなら
ベン・ワットの音楽の
一番の素晴らしさはサウンドにあり
中でも「音色のチョイス」という点で
ベン・ワットは黄金の耳を持っている。
それは
エブリシング・バッド・ザ・ガール時代
の作品を通してファンの間では
良く知られていたこと。
この新作で言うと
野外コンサートの高揚を歌にした
「フェスティバル・ソング」で
使われたアップ・ライト・ピアノ
これをグランド・ピアノに変えたら
あの走馬灯のようなムードは
消えてしまったはず。

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BEN WATT/STORM DAMEGE (LP)

CAROLINE:885606001572 (EU 2020)