GLEN CAMPBELL/GREATEST HITS グレン・キャンベルのベスト・アルバム

「バカラックの名曲を歌うために
生まれてきた歌手」といったら
ディオンヌ・ウォーウィックを
思い浮かべる。
バカラックと同じくらい
大御所のジミー・ウェッブの名曲は
誰が歌うのが一番?
答えはひとつ
それはグレン・キャンベル
ジミー・ウェッブの2大名曲
「恋はフェニックス」と
「ウィッチタ・ラインマン」を
ヒットさせたのが
グレン・キャンベルってことが
一番の理由だが
ジミー・ウェッブの歌の世界を
(都会に出てきた地方人)
一番よく表現したのが
グレン・キャンベルだった。
上手いのに
技巧を感じさせず
健康的で朴訥として艶やか
アメリカからしか生まれない歌手
それがグレン・キャンベル。

「ウィッチタ・ラインマン」

この郡の電話線が受け持ちで
幹線道路を車に乗って
太陽が沈むなか
オーバーロードで故障した電線を
探して旅を続けてる

電話線の向うから歌声が聞こえるし
電線や風の立てる雑音が
お前の声に聞こえてるのに
ウィチタの電話線を
保守してるからまだ今も仕事中

ちょっとくらい休まなきゃって
それくらいわかってるけど
雨なんか降るようには見えないし
もし雪が南の方までやってきて
電線に積もったら
絶対に雪の重みに耐えられないよ

ただ会いたいってだけじゃない
お前がいなきゃダメなんだ
いつだって一緒にいたい
それなのにウィチタの電話線を
保守してるからまだ今も仕事中

ただ会いたいってだけじゃない
お前がいなきゃダメなんだ
いつまでも一緒にいたい
それなのにウィチタの電話線を
保守してるからまだ今も仕事中

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GELN CAMPBELL/GREATEST HITS (LP)

CAPITOL/EMS:ST21885 (UK 1971)

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