MOJO 294 MAXUMUM R&B 45s FROM THE DAWN OF MOD

1960年代に入って
英国モッズ・ブームはピークを迎え
スモール・フェイセスやフー
キンクス等素晴らしいバンドが
わんさか登場してきた。
そのモッズ・バンドの中で
渋い音楽通をうならせたのが
スペンサー・デイビス・グループ。
アイランド・レコードの社長
クリス・ブラックウェル
自らがプロデュースし
クリスの多彩な音楽的教養と
冴えたアイディアが
スペンサー・デイビス・グループを
一流バンドに押し上げた。
なんといってもリード・ボーカル
スティービィ・ウィンウッドの
レイ・チャールズ張りの歌声が
素晴らしかった。

「ギム・サム・ラビン」や
「キープ・オン・ラニング」等
スペンサー・デイビス・グループの
日本盤のシングルの解説には
決まってアメリカのノーザン・ソウルに
影響を受けて云々と書かれていた。
ノーザン・ソウル?
当時中学生の当方としては
興味ゼロでノーザン・ソウルの
何たるかは今の今までわからずじまい。
そこに届いた「MOJO」5月号
おまけCDにびっくり。
なんとモッズに影響を与えた
ノーザン・ソウルのコンピだった。
1曲目のボビー・パーカーの
「ウォッチ・ユア・ステップ」は
ウィンウッドが歌ってるのかと思った。
声のシャクレ具合まで一緒。
ロック寄りのR&Bを15曲収録
どの曲も最高!

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MOJO ISSUE NUMBER 295 MAY 2018 (UK)

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