DAVID BOWIE/★ バイバイボウイ

ロックにセックスを
持ち込んだのは
エルヴィスとボウイ
おっとルーを忘れちゃいけない
みーんな逝ってしまった。
ボウイは
トランスジェンダーまで含む
タブーなセックス世界を
アートの衣で包みロックに
新しい官能美を誕生させた。

ボウイがデビューした時
バイオに印刷された誕生日は
天才プレスリーと同じ1月8日
おいおい自己プロデュースも
いい加減しろよな思った。
でも
その後のめまぐるしい変貌ぶり
(グラム~ソウル~ベルリン)を見て
ボウイは底知れぬ知力の持った
アイディア・マンで
それを明快にヴィジョン化できる
天才だと思うようになった。
「ボウイがやるならそれも有り」と
その変貌を世界に納得させられたのは
あの「顔」あってのことだけど。

自分の死を予感しながら
新作アルバムを録音し
自分の誕生日1月8日に
発売しようなんて(終わり始まる)
死装束を自分で縫うようなもの。
アルバムに漂う諦念と
ちょっぴりの希望が生み出す
穏やかさに涙が止まらない。

大「スター」プレスリーで始まり
ジギー・「スター」ダストで
「スター」になり
ラスト・アルバムも「スター」
でもブラック「スター」
見えない星で
消え去る星で
腹黒い星と言ってのける
イギリス人らしい洒脱さ
ボウイお見事。

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DAVID BOWIE/★ (CD)
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